排水管の高圧洗浄 — 日本人経営の飲食店、ビルオーナー、賃貸の「また詰まった」に
ソウルで飲食店を経営していて、厨房のトレンチや洗い場のシンクが数週間おきに流れなくなる。ビラの1階に住んでいて、上の階が水を使うたびに床の排水口がゴボゴボ言う。どちらも「詰まり」ではなく、管の内壁に層になった堆積物が原因です。ワイヤーで穴を開けても、その穴は次の週に閉じます。排水管の高圧洗浄は、その層を区間ごとに剥がして管を元の口径に戻す作業です。このページでは、向いているケース、作業の流れ、飲食店オーナーと賃貸入居者それぞれに関わる点、当社の範囲外のことを日本語でまとめました。
高圧洗浄が向いているケース
- 通管で直してもすぐ戻る — 先月「通してもらった」場所がもう詰まる。穴が開いただけで、壁の油脂は残っています
- 厨房の油 — 揚げ油と肉の脂は60℃でシンクを出て、1メートル先の15℃の管で固まります。米のでんぷんとコーヒーかすがそこに重なると、ワイヤーが跳ね返る硬さになります
- 築年数の古いビラの共用管 — 梨泰院・解放村・延南洞の1990年代以前の建物は、横引き管が長く平らで、1階と半地下に逆流が集まります
- 梅雨前の点検 — 6月の集中豪雨の前に本管を全口径に戻しておくと、雨の週に半分閉じた管で受けずに済みます
- 屋上の雨水管・縦樋 — 秋の落ち葉と春の花粉ペーストで詰まった縦樋は、地上の掃除口から上向きに洗浄します(屋上・ベランダの雨水管)
家庭のキッチンのシンクがゆっくり流れる程度なら、高圧洗浄は大げさです。まずキッチン排水つまりをご覧ください。
作業の流れ(4段階)
1 · カメラで確認
トレンチと近くの掃除口を開け、配管カメラを入れて、どの区間に層があるか、平らな部分はどこか、洗浄では直らない割れや沈み(たわみ)がないかを見ます。画面は一緒に見ていただきます。
2 · 区間ごとに確定見積もり
シンク配管・床のトレンチ・グリーストラップ前後・横引き管・立て管からマンホールまで、区間を名前で分けて金額を出します。VAT込みの総額にご同意いただいてからポンプを回します。本管が原因で大家さんの負担なら、あなたのお金を使う前にそう申し上げます。
3 · 下流側から洗浄
ノズルはマンホールか掃除口から入れて厨房側へ引き戻します。剥がれた油脂が店のトレンチに戻らず、道路側へ流れる向きです。水だけで、薬品は使いません。
4 · 洗浄後のカメラ確認と写真
もう一度カメラを通し、内壁がきれいになった静止画を区間名・日付つきでお渡しします。格子を戻し、床を流して、厨房をお返しします。
飲食店オーナーの方へ
梨泰院や漢南洞、延南洞で日本人経営の居酒屋・ラーメン店・カフェから伺うご相談は、ほぼ同じ形をしています。ビラを改装した店舗で、住宅用の太さの排水管に業務用の油の量が流れ、上の階の住人と管を共有している。ここで大事なのは「いつ」と「どのくらいの間隔で」です。
営業時間外の作業
仕込み前の早朝か閉店後。洗浄機は外に置くので客席は汚れません。開店時間といちばん静かな曜日を教えてください。
定期洗浄の間隔の決め方
最初の洗浄で「層の厚さ」と「そこまでにかかった期間」が分かります。から揚げ店で3か月、新しい塩ビ管のカフェで12か月といった具合に、カレンダーではなくカメラの証拠から間隔を決め、次回の前にSMSでお知らせします。定期の方が1回あたりの金額は下がります。長期契約は不要で、SMS一本で日程を動かせます。
税金計算書(세금계산서)
事業者番号を教えていただければ発行します。本部への報告用に、区間名と日付入りの写真とセットでお渡しします。
賃貸にお住まいの方へ — 共用管は誰の負担か
ビラの1階や半地下で、上の階が水を使うと床の排水口から上がってくる。この場合、原因はあなたの部屋の中ではなく、建物の横引き管か立て管にあることがほとんどです。共用管の洗浄は大家さん(집주인)か管理事務所(관리사무소)の負担で手配するのが原則で、入居者が自分で払う前に、まず「共用管かどうか」を確認してもらう必要があります。
ただ、実際に水の中に立っているのはあなたなので、写真を送るのは入居者、手配を確定するのは大家さん、という形が現実的です。当社は日本語で状況を伺い、大家さんや管理事務所には韓国語で「どの区間に何が溜まっていて、どちらの負担になる作業か」を直接説明します。電話で排水管の話を翻訳しながら伝える必要はありません。費用の考え方は賃貸の修理費ガイド、大家さんへの連絡文は水道業者の呼び方の韓国語テンプレートをお使いください。
対象外のこと
- グリーストラップの廃油処理 — トラップ前後の配管は当社が洗いますが、中身の汲み取りと運搬は許可を持つ廃棄物業者の仕事です。トラップがいっぱいならそうお伝えし、汲み取りの当日に配管を洗うのがいちばん効率的な順番です
- 浄化槽の汲み取り(정화조 청소) — 許可業者のみ。当社ではできません
- 防水工事 — 屋上や壁からの雨漏りは防水の専門業者の仕事です。雨水管が原因ならそこまで、そうでなければはっきり申し上げます
- 割れた・沈んだ配管 — 高圧洗浄では直りません。カメラで見えた時点で、選択肢と、どの部分を誰がやるかを現場でご説明します
- 保健所の書類 — 日付入りの写真と領収書はお渡ししますが、届け出はお客様ご自身で
金額が変わるポイント
金額は現地でカメラを見てから確定します。ウェブ上には載せていません。
- 管径 — 50mmのシンク配管と150mmのビル本管では、ノズルも時間も違います
- 距離と区間の数 — トレンチだけか、マンホールまでの本管も含むか
- アクセス — 外にマンホールと掃除口があれば早く、掃除口がなければ継手を一度外すところから
- 前回清掃からの期間 — 去年洗った管は1回で剥がれ、5年ワイヤーでつついただけの管はスケーリングも必要になることがあります
- 営業時間外の日程 — 早朝・深夜の枠は飲食店の標準です。日時と金額は訪問前に一緒に確定します
- 作業前に確定金額をご案内 — ご同意いただいてから作業を始めます。途中で範囲が変わる場合は、進める前にご説明します。
- カード決済OK。現金領収書・税金計算書の発行に対応します。
- 金額はVAT(10%)別途 — 作業前にVAT込みの総額をお伝えします。
よくあるご質問
日本の高圧洗浄と同じ機材ですか?
はい、考え方は同じです。後ろ向きに噴射するノズルをホースの先につけ、管の下流側(マンホールや掃除口)から入れて厨房側へ引き戻しながら、管の内壁についた油脂・でんぷん・洗剤の膜を水圧だけで剥がします。薬品や苛性ソーダは共用の下水に流れるので使いません。築年数の古いビルで鋳鉄管に石灰(석회)や錆が固着している場合は、水では磨くだけになるので、チェーン式のヘッドを使う「スケーリング」を別の工程としてご提案します。
厨房を止めずに作業できますか?
仕込み前の早朝か、最後のお客様が帰ったあとの時間帯に伺うのが飲食店では普通です。高圧洗浄機は店の外のマンホールか掃除口に置きますので、客席は汚れません。ただし、洗浄中は流しと食洗機を止めていただく必要があります。管の中に生きた流れがあるとノズルが働きません。開店時間と、いちばん静かな曜日を教えていただければ、それに合わせて日時と金額を一緒に確定します。
大家さんが「共用管は入居者負担」と言っています。どう説明すればいいですか?
韓国の商業賃貸では、店舗内の配管がビルの本管につながる点までが入居者、そこから先の横引き管(횡주관)と立て管(입상관)はビルの責任というのが一般的です。決め手になるのはカメラの映像です。油脂の層があなたの店の接続点で止まっていれば話は短く、本管の全長に及んでいれば、ほかの店舗と長年の未清掃が原因に含まれます。当社は洗浄前後の映像と、韓国語と日本語の短い書面をお渡しし、必要なら大家さんや管理会社への説明を韓国語で代行します。
作業後に何かもらえますか?
洗浄した区間ごとの前後のカメラ静止画、日付、区間名(シンク配管・トレンチ・接続部・マンホールまでの本管)、そして必要な方には税金計算書(세금계산서)をお渡しします。フランチャイズの本部に「メンテナンスの証拠」として送る方、大家さんにビル本管の洗浄を検討してもらう材料にする方が多いです。
実際の現場写真
このサイトの写真はすべて、私たちのチームが実際の現場で撮影したものです。



